シンガポール
観光
ホーカー(屋台村)で食べ歩きはマストプラン!

ユネスコ無形文化遺産に登録! シンガポールの「屋台文化」

マックスウェル・フードセンター ©Singapore Tourism Board

2020年12月16日(水)開催の第15回ユネスコ政府間委員会(IGC)で、シンガポールの屋台料理「ホーカー」文化が、「ユネスコ無形文化遺産」に登録された。

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2年の道のりを経て正式登録を果たしたシンガポールのホーカー文化は、同国初の無形文化遺産となった。

評価された点としては、シンガポールのホーカー文化が評価基準5つをすべて満たしていることに加え、申請に当たってさまざまなコミュニティが積極的な関わりを見せたこと、シンガポールの高度な都市化や文化的な多様性の中でホーカー文化が繁栄していることなどが挙げられている。

 

ホーカー文化って?


ティオンバル・マーケット ©TRIPPING!
「ホーカー」とは、一言で「屋台村」のことを指す。シンガポールには街中に「ホーカーセンター」と呼ばれる屋台村が点在し、多種多様なローカルメニューを安く美味しく味わえるのだ。シンガポールの人々はホーカーを日常的に利用しており、ホーカーで働き料理を提供する人とその料理を囲みながら食事や交流をする人が一緒になってホーカー文化を共有してきた。

さまざまな人種や階層の人々が暮らし、多文化のアイデンティティを持ったシンガポールらしい文化遺産だ。


©Singapore Tourism Board
旅行者にとってもホーカーは非常に魅力的なスポットだ。ローカルフードを食べ歩きしたい、安くお腹いっぱいになりたい、現地の雰囲気を味わいたい……といった願いは、ホーカーを訪れればきっと叶うはず。シンガポールの定番メニュー「チキンライス」や、シンガポール版焼き鳥の「サテー」、お粥やカレー、豆乳ドリンクやスイーツに至るまで、あらゆるグルメに出会うことができる。


©TRIPPING!

人気観光地のチャイナタウンに近い「マックスウェル・フードセンター」、シンガポール最大級で国際色の強い「ラオ・パ・サ」、おしゃれエリア・ティオンバルにある「ティオンバル・マーケット」など、ホーカーは場所によっても色が異なる。行きたい観光スポットの近くのホーカーを探すもよし、お目当てのフードやお店から探すもよし。何はともあれシンガポールに行ったときには、絶対ホーカーに立ち寄ってみて!


ラオ・パ・サ ©Singapore Tourism Board

■シンガポール政府観光局:ホーカー文化について
https://www.oursgheritage.gov.sg/hawker-culture-in-singapore/



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