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特色ある専門性が特徴

見てまわるだけでも楽しい!ヤンゴンの熱狂市場7選

熱気あふれる市場訪問は、東南アジア観光におけるハイライトのひとつ。ヤンゴンにも様々な市場があります。生鮮食料品の中央卸売市場であるティリミンガラー市場や、鉄道駅をそのまま市場にしたダニンゴン市場などは市場好きには見逃せません。

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しかし、ヤンゴン最大の市場の特色は、特定の商品を専門に扱う卸市場にあります。海からの玄関口であり、全人口の14%が集中するヤンゴンは、全土の物流中心センターになっているためです。そんなヤンゴンで、是非訪れたい専門市場をご紹介します。

 

タン市場:雑貨好きなら狙い目

ダウンタウンにある市場で、地階が生鮮食料品店街、1階が台所用品店街になっています。レトロなホ-ロー食器や素朴な味わいのアルミ製やかん、用途が不明な謎のキッチン雑貨など探せば面白いものが続々。雑貨に興味のある人なら、思わぬ掘り出し物が見つかるかも。

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・住所:Lanmadaw Rd., Lanmadaw Tsp.
・営業時間:6:00頃~18:00頃 日曜・祝日休

 

ユザナプラザ:民族衣装ロンジーを買うならここ

ほとんどの市場はロンジー売場を併設していますが、ユザナプラザの品揃えは他の追随を許しません。広大な敷地の1階部分がすべてロンジー売場。ロンジーを仕立てる際に必要となるレースやボタン、刺繍シールなども揃います。ロンジーの世界にどっぷりつかりたい人はどうぞ。

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・住所:Ba Nyar Da La Rd., Mingalar Taung Nyunt Tsp.
・営業時間:9:00頃~17:00頃 月曜休

 

バーガヤー埠頭果物卸売市場:南国ならではの商品がずらり

バナナやココナッツ、サトウキビのみを扱う市場です。これらの産地であるエーヤワディからの船が着くバーガヤー桟橋前には卸売店が並び、房にたわわになったままのバナナなどがずらり。バナナにこんなに種類があったなんて、と新しい驚きも味わえます。

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・住所:Corner of Kyee Myin Daing Kannar Rd. & Bargayar Rd., Kyee Myin Daing Tsp.
・営業時間:5:00頃~16:00頃 日曜・祝日休

 

チーミンダイン中央魚市場:川魚の一大集積港

海から距離があるヤンゴンでは、魚といえば川魚。ここには周辺地域からの活きがよい川魚が次々と水揚げされ、卸売商たちが売り買いにいそしみます。市場の片隅では、大勢の女性たちが魚を加工している姿も。魚の水揚げが多い早朝がおすすめです。海魚専門の市場は別にあります。

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・住所:Corner of Kyee Myin Daing Kannar Rd. & Nat Sin Rd., Kyee Myin Daing Tsp.
・営業時間:24時間 日曜・祝日休

 

バインナウン取引所:豆や穀物、乾物の卸売街

市場というよりも街といった方がよいほどの広さ。豆、米、トウモロコシ、唐辛子、玉ねぎ、干物といった穀物や乾物が品目ごとに通りに分けられ、ひっきりなしに大型トラックが行き来しています。これらはミャンマーの重要な輸出品目ですから、この賑わいも頷けます。

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・住所:Corner of Bayint Naung Rd. & Thamine Bu Da Rd., Thingan Gyung Tsp.
・営業時間:6:00頃~18:00頃 日曜・祝日休

 

バインナウン中古部品市場:迷路のようなジャンクワールド

街を走る車の90%は日本製中古車といわれるヤンゴンで、修理や部品調達を一手に担うのがここ。広い敷地内は区画ごとに、タイヤ、マフラー、シャシーなどの特定部品を扱う店が軒を連ね、「これも売り物になるの?」という部品ばかりを扱う店も。探検気分で回ってみては。

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・住所:Nayint Naung Market, Bayint Naung Rd., Thingan Gyung Tsp.
・営業時間:7:00頃~18:00頃 日曜・祝日休

 

ボージョーアウンサン市場:定番中の定番にも是非

どのガイドブックにも載っているので今更ですが、やはりここはあげておきたい市場。土産物を探すなら必ず行っておきたいですね。工芸品や宝石、ロンジー、ばらまき用クッキーなど、旅行者が欲しいものがほとんど揃います。少数民族雑貨店や仕立て店などが並ぶ2階もお見逃しなく。

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・住所:Bogyoke Aung San Rd., Pabedan Tsp.
・営業時間:9:30頃~16:30頃 日曜・祝日休

 
※市場の営業時間は目安です。店によって異なりますのでご注意ください。

 
(text & photo : 板坂 真季)

 
隅から隅まで!魅惑のミャンマー探検
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