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熱帯写真家フォトエッセイ

アジアの街をゆく ~バンビエンでチュービングにチャレンジ〜

バンビエンの自然を堪能できるチュービング   著者撮影

バンビエンはネイチャー系のアクティビティが充実している。今回はチュービングにチャレンジしてみた。チュービングとはタイヤのチューブでナムソン川を下る(流れる)アクティビティ。そのままなのだがこれが意外と楽しい。

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チュービングを含めアクテビティは、街中にある旅行代理店ならどこでも申し込める。今回はチュービング専門に扱っているオフィスにて申し込んだ。一人あたり55,000キップ(約740円)。当日でも申し込みが出来るが、ある程度人数が集まらないと出発しないので前日までに申し込んだ方が無難だろう。

トラックにチューブを積み出発   著者撮影

10:30頃、オフィスに行き申し込むと、名前、ゲストハウス名、パスポート番号、泳げるかと聞かれた。泳げなくてもライフジャケットを無料で貸してくれる。運良く11:30に出発するとのこと。貴重品は同行のインストラクターが防水バッグに入れて預かってくれる。うっかり、川に流してしまう恐れもあるので、自分で持参するのは最小限にしたほうがいいだろう。途中の休憩地点での飲食代を少し持って行けば十分。スマホ、カメラ等は防水以外のものは水没の恐れがあるので持って行かない方がいい。どうしても持って行きたい場合には完全防水のバッグに入れるしかない。

タイヤチューブで流れるだけなのだがこれが楽しい   著者撮影

トラックにタイヤのチューブを積み、そのまま乗り込み出発。30分ほど下流方面に走ったところで降ろされる。川まで降りチューブに乗り出発するが思うように流れない。水流が多い時期はまだマシなのだろうが、水流の少ない時期は流れも緩やかになるとのこと。何も考えずに景色を眺めながら流されていくのは、思いの外楽しい。途中の休憩地点がちょっとしたバーになっていて、飲み物や簡単な食事が出来るが料金は町より少し高め。

途中の休憩所で一休み   著者撮影

カヤッキングと違い自分で漕がなくていい。行先は流れ任せ。こんな無気力アクティビディなのだが、実際に体験してみると病みつきになってしまった。

簡単な食事と飲み物はある   著者撮影

 
(text & photo : 中島貴義)

 
熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」
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