インドネシア
観光

夜の観光は、伝統芸能である影絵芝居「ワヤン・クリッ」を。

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ジョグジャに来たのなら、夜は是非、ソノブドヨ博物館で行われるワヤンクリッを鑑賞してみてください。
ワヤンクリッとは、ジャワの伝統芸能で、水牛の皮で作られた影絵芝居です。
世界無形文化遺産にも登録されています。

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面白いのは、ワヤンクリッは、舞台表からも裏からも鑑賞できるんです。
舞台裏には豪華な生ガムラン演奏。

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ダランと呼ばれる影絵使いが、一人で複数の影絵を扱います。
ダランは人形を操るだけでなく、語り手でもあり、効果音も左手、左ももを使って鳴らします。

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シンデンと呼ばれる、女性の歌い手さんもいます。

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語りは、昔のジャワ語で話されるので、インドネシア人でも皆が皆、全部をきっちり理解できるわけではないようです。
ここでは、ラーマヤナ※やマハーバラタ※を主に上演しています。

外国人には内容は、あまり理解できないかもしれませんが、生のガムラン演奏やダランの巧みの技、美しいワヤン・クリッなどジャワの雰囲気をすこし堪能するだけでも面白いです。

ジャワの村で行われているワヤンは、夜通し朝方まで行われており、現代社会の風刺の効いたものや生きる知恵のような内容だったりバリエーションも豊富で、なかなか奥深い世界で庶民の生活に根付いているようです。

この博物館では、観光客向けに短時間で毎晩20:00から上演されています。
2014/5現在、入場料Rp20,000 カメラ持込料Rp3,000

 

※ラーマヤナ、マハーバラタ:古代インドの大長編叙事詩

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