インドネシア
カルチャー
ダイブスポット数は60以上!

ハウスリーフもすごい!インドネシア・レンベの新リゾート

バンガイカーディナルフィッシュの群れも遭遇したいシーンのひとつ。「TK3」にて。(撮影/原田雅章)

インドネシアのスラウェシ島のダイビングエリアといえば、古くから“メナド”が有名ですが、マックダイビングの火付け役として注目を浴び、近年ダイブリゾートが急増中の穴場が今回ご紹介する“レンべ”です。

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スラウェシ島の東側のビトゥンという町の北側の海岸線と、南北約20キロのレンベ島に挟まれている“レンベ海峡”には、60ものダイビングスポットが集中しています。黒砂まじりの海底では、珍しい生物との出会いはもちろん、擬態シーンや繁殖シーンなど、生態ウォッチも楽しめ、ネイチャーフォト派にとってまさにパラダイス。

マクロファンを虜にしている、ヘアリーフロッグフィッシュ。これからのシーズン、会える確率がアップ! (撮影/原田雅章)

なかでも毛むくじゃらのカエルアンコウのヘアリーフロッグフィッシュと会える“ヘアボール”は人気スポット。通年オンシーズンのダイビングスポットだけれど、ヘアリーフロッグフィッシュを狙うなら、水温が下がるこれからの季節が狙い目です。

プールなどリラックスできる施設もリゾート内に。9室の各コテージには、屋外にプライベートバスも用意(撮影/原田雅章)

そのヘアボールの至近距離に2016年4月にオープンしたのが、「ダイブ・イントゥ・レンベ@ヘアボール」(以下、DIL)。独立型のコテージがわずか9棟のみ、細やかなサービスが受けられるダイビングサービスです。

ダイビングして、リゾートして、ごはんを食べて。楽しいことだけを繰り返す日々を(撮影/原田雅章)

DILは店名にあげるほど、ヘアボール狙い。おまけにマックダイブで人気の“TK1”~“TK3”にも行きやすい。さらに声を大にしたいのが、ハウスリーフの素晴らしさ。サンゴが美しく、夕暮れにはニシキテグリの交配シーンも。

リゾートから数メートル泳いだだけで、サンゴの群落が広がっています(撮影/Dive Into Lembeh at Hairball Resort)

世界中でサンゴのダメージが報告されている中、この美しい群落が残されているなんて!(撮影/原田雅章)

どのダイブスポットも30分圏内なので、1ダイブごとにリゾートへ戻るスタイル。たまにはダイビングをパスしたりして、のんびりリゾートライフを満喫するのもアリでしょう。

 
■レベル
水深はそれほど深くはないが、砂泥の場所ではフィンワークによる巻き上げに注意を

■ダイビングスタイル
ボートダイブを中心に、1日3ダイブ。1ダイブごとにリゾートへ戻る。ナイトダイブも毎日開催。ハウスリーフダイブもボートを出してもらえる

■ダイビングシーズン
基本的には通年OK。乾季は大まかに5~10月。水温が下がる7~10月は人気生物に出会える確率大

 

情報、画像提供 : マリンダイビング

日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!
http://www.marinediving.com/

 
水中の楽園 〜Diving in ASIA〜 supported by マリンダイビング
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