東南アジア
観光
ASEAN50周年記念 梅村妃名子(ひなんちゅ)さんインタビュー

ASEANは私にとって身近な旅先!“人々の笑顔にパワーを貰っています”

photo:Yurika Kawano

2017年は、ASEAN(アセアン)設立50周年アニバーサリーイヤー。ASEANとはブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの10カ国から成る東南アジア諸国連合のことで、TRIPPING!編集部が旅情報を発信している地域でもあります。

本文を読む


 
「SILENT SIREN」のリーダー・梅村妃奈子(ひなんちゅ)  photo:Yurika Kawano

今回は、ASEAN設立50周年を記念して、インドネシアの帰国子女で、ASEANに縁のあるミュージシャン「SILENT SIREN」のリーダー・梅村妃奈子(ひなんちゅ)さんにインタビューを実施!ASEANの魅力をお伺いしました。

 

インドネシアで暮らした10年

インドネシアで暮らした小学校高学年

 
——梅村さんとASEANとの出会いを教えてください。

父親の仕事の関係で、幼少期にスラバヤ、小学校4年生から中学卒業までジャカルタと、インドネシアで10年ほど過ごしました。今でも、年に1度はインドネシアを訪れています。近隣国も小さな頃からとても身近に感じていて、家族や友人と気軽に遊びに行っていました。

バリ島「タナロット寺院」を背景に

 
——インドネシアでの暮らしはいかがでしたか?
スラバヤでは、インドネシア人の方に囲まれて暮らしていたので、日本語よりインドネシア語のほうが話せるくらいでした。それもあって、今でも日常会話ならインドネシア語を話すことができます。

大人になってからも屋台や食堂のローカルフードが大好き  photo:Yurika Kawano

ジャカルタでは、日本人在住者には珍しく、ローカルの方と同様に、屋台にご飯を食べに行ったりしていました。ソト・アヤム(鶏のスープ)とサテ(串焼き)、バクソ(肉団子スープ)が大好きなのですが、やっぱり屋台で食べるのが一番美味しい!衛生面が気になる時は、自前のお皿を持っていって、「ここに入れてください」ってお願いしていました(笑)。そのくらいローカルな体験を楽しんでいましたね。

インドネシアの世界遺産「ボロブドゥール遺跡群」   写真提供:日本アセアンセンター

インドネシアでは、家族で色々な場所に出かけました。世界遺産の「ボロブドゥール遺跡」や、インドネシア第三の都市「バンドン」、世界一大きな花「ラフレシア」を観に熱帯ジャングルの国立公園いったこともあります。色々な経験をさせてもらえましたね。

インドネシア「バリ島」   写真提供:日本アセアンセンター

ちなみにバリは、週末に家族旅行でよく行っていました。ジャカルタからは飛行機で1時間半ほどで、費用も安かったので、日本で言うところの国内温泉旅行に行く感覚です。バリは海も山も楽しめるので、大好きな場所。最近は最新リゾートも沢山できたので、近いうちにまた行きたいと思っています。

 

小さい頃から慣れ親しんだアセアン各国

左:タイ・バンコク「ワット・プラケオ」   右:シンガポール「セントーサ島」

 
——インドネシア以外の国には訪れていましたか?

小さな頃から、シンガポールやタイを訪れていました。特にシンガポールは、ジャカルタからすぐで国内旅行のような感覚で訪れることができるので、日系企業のお店、例えば無印良品や伊勢丹に行きたいという理由で気軽に遊びに行っていましたね。

シンガポール「マリーナベイ」   写真提供:日本アセアンセンター

シンガポールは、一つの国でありながら、中華系の方や、インド系の方、マレー系の方、さらに欧米人の方も多く、多民族が暮らす国です。なので、そういうグローバルな環境で、小さな頃から刺激を受けていました。

タイの世界遺産「アユタヤ遺跡群」   写真提供:日本アセアンセンター

タイに初めて行ったのは、小学生の頃の家族旅行。バンコクとアユタヤに行きました。街を象が歩いていたりして、驚いたのを覚えています。最近では昨年、SILENT SIRENのメンバーと仕事で行きました。早朝にワット・ポーに出かけたり、タイ料理も満喫しました。

タイ・バンコクの寺院「ワット・ポー」。SILENT SIRENメンバーのすぅと

SILENT SIRENメンバー全員でタイのTV番組のロケへ

サイサイのメンバーはみんなパクチーが大好きなので、パクチー増し増しの増し増しで食べていましたね(笑)。タイはとにかく料理が美味しくて、食事の時間を楽しみにして、仕事を頑張れたって感じです。

 
——お仕事をはじめてからもASEAN各国を訪れる機会が多いのですね。

そうですね。お仕事でASEAN各国に訪れる機会も増えています。ジャカルタでは、ワンマンライブも行いました。多くのファンが訪れてくれたことには感動しましたね。タイでは地元のTV番組に出演させてもらったりと、仕事を通じて各国の方と交流できるのが嬉しいです。

ジャカルタのワンマンライブ

昨年末は、撮影でベトナムにも行きました。まだまだ日本人旅行者の少ない秘境リゾート「フーコック島」を訪れたのですが、本当に夢のような時間でした。宿泊したヴィラは目の前に海が広がる素晴らしいロケーションで…。リゾートらしい開放的なお部屋もとても気に入りました。日本ではなかなか出来ない体験をしましたね。

ベトナム・フーコック島   photo:Yurika Kawano

 
——ASEAN以外の国も旅している梅村さんですが、「ASEANの旅」の魅力は何ですか?

現地の言葉がわからなくてもなんとなく言いたいことは理解しようとしてくれますしみんな笑顔が素敵です!「また来たい!また会いたい!」と思える場所や人に必ず出会えるんです。そして、シティとリゾートのどちらも楽しめる国が多く、ガイドブックやイメージしていたものと違うものに必ず遭遇できるのも面白いです。常夏の気候であることや、物価が安くて、旅しやすいのも魅力です。

photo:Yurika Kawano

ASEAN 10カ国の中でも、ミャンマー、ラオスなど、まだ行ったことのない国もあるので、これから訪れるのが楽しみです!

ミャンマー「シュエダゴン・パゴダ」   写真提供:日本アセアンセンター

 
——最後に、梅村さんにとって「旅」とは?

“新しい自分”に出会えるスパイスみたいなもの。旅先では、自分を解放して、いろんな刺激を受けて、現地のものを吸収します。そうすることで、考え方や物の見方が180度変わったりするので面白くて一生やめられないです!自分の世界が広がって心が豊かにもなりますね。特に、アジアは気軽に行けることもあり大好き。自分が暮らしていたこともあってASEAN各国はとても身近な旅先なんです。

 
SILENT SIREN(サイレント・サイレン)
詳細はこちら >>

 

梅村妃奈子(ひなんちゅ)さんが登場!ASEAN女子旅イベントを開催

ASEANへの想いを語ってくれた梅村妃奈子さんをゲストにお迎えする女子旅イベント『旅せよ乙女 〜いざASEANへ!〜』を8月20日(日)に大阪で開催!50組100名様を無料でご招待します。当日は、梅村さんにASEAN旅行の魅力や具体的なおすすめスポットをお伺いします。さらに、航空会社のASEANへの往復航空券やホテル宿泊券が当たる抽選会も実施予定。東南アジアの軽食もご用意しています。皆様のご応募をお待ちしています。

イベントの詳細はこちら >>

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます

RECOMMEND COLUMN
連載コラム

RECOMMEND
COLUMN
連載コラム