ミャンマー
グルメ
唯一無二の個性が光る

【東京・高田馬場】リトルヤンゴンで個性を放つ、ミャンマー麺料理専門店

th_IMGP2064著者撮影

ミャンマー料理店がひしめき合い、「リトルヤンゴン」とまで形容される街、高田馬場。その中にあって、唯一無二の個性を放っているお店が、こちら「ババ ミャンマー ヌードル 」だ。

本文を読む


何が唯一無二かって、なにせミャンマーの麺料理を専門的に提供しているところ。そんなマニアックな専門店は、日本でもこちらだけなのではないだろうか?

その希少性ゆえか、お客さんの10人中8人がミャンマー人。しかも、学生風の若い女の子が多く、故郷の味を求めて来店されているのは明白だ。東南アジア好きとしては、お店に入った瞬間に期待が高まる雰囲気である。ミャンマー語の手書きメニューまで掲示されている。ちなみに、そのような雰囲気でも、アウェー感は無いのでご安心を。

メニューは結構豊富で、【蒸しスペアリブのあぶらそば】や【蒸し鶏あんかけそば】なども気になりつつ、この度はベーシック且つ一番のオススメと思われる【チキンチェーオー】をチョイス。

 

チキンチェーオー(大)900円、玉子100円

th_IMGP2059著者撮影

食券をお渡しすると、店員さんから「ホルモンは入れますか?金額は変わりません」との質問。「では、入れてください」。

さらに、「麺は太麺と細麺がありますが、どうしましょうか?ミックスも出来ます」と。「ミックスでお願いします」。

しばらくして届いたチキンチェーオーのフォルムは個性的。パッと見、少々大雑把だが、他には無い見た目である。

スープを頂いてみると、実に優しく味わい深い。ほのかな甘みと強いコクが印象的な塩味のスープだ。

th_IMGP2061著者撮影

二種類の米粉麺は異なる食感を味わえて面白く、茹で加減も硬めの仕上げで良し。

th_IMGP2063著者撮影

具は結構豪華で、鶏つくね、魚団子(タイのルークチンプラーのような)、モツ類、うずらの卵、絹ごし豆腐。トッピングの玉子は茹で玉子ではなく、溶き玉子でちょっぴり意外。

th_IMGP2056著者撮影

途中で卓上にある三種類の辛味調味料を用いて自分好みの辛さ、味わいにチェンジ。スープに投入すると全てが変わってしまいそうだったので、小皿を用いてつけ麺的に頂いた。
粗挽き唐辛子のペーストは結構な辛さなので要注意…。

チキンチェーオーの汁無しバージョンである【チキンチェーオーシーチェ】や冒頭に書いた他の麺も頂いてみたい。

 
味わいのみならず、アットホームな雰囲気も魅力的な、隠れた名店と言えよう。

 
ババ ミャンマー ヌードル
・住所:〒171-0033 東京都豊島区高田3-10-24
・電話:03-3205-6033
・時間:11:30〜23:00

 

著者 : yuya

手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます