ベトナム
グルメ
具だくさんの一杯!

古都フエにあるブンボーフエ発祥の店!その名も「Bun Bo Hue」

著者撮影

今回ご紹介する店「Bun Bo Hue(ブンボーフエ)」は古都フエにあり、正に“ブンボーフエ”を編み出したとされるお店だ。ブンボーフエはフエのみならずベトナム全土で人気を誇る麺料理で、日本でも提供するお店が増加しているように感じる。

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東京・大塚のミーアンなどは、ベトナム人留学生の増加に伴い、現地と同じ味わいのブンボーフエを提供しており、本格的な一杯を楽しめるのが嬉しい限りだ。

そのようなお店でブンボーフエを頂いてきた自分としては、どうしても発祥のお店で、原点のブンボーフエを頂いてみたかった次第。伺ってみたところ、不思議な事にブンボーフエを供するお店が2軒並んでいるが、発祥のお店は青いひさしのある方となる。

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旅行情報サイトによると別のお店も美味しいようだが、目的は発祥のお店だったので、間違う事無く訪問した。

 

ブンボーフエ

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原点のブンボーフエは、殊の外さっぱり味で、辛みもごくごくピリ辛程度。レモングラスが軽やかに漂っており、具だくさんなところが嬉しい。

その具とは、辛い海老団子、豚のバラ肉、牛バラ肉の塊。豚のバラ肉には骨も皮も付いており、骨周りの旨味とトロトロに煮込んだ皮の旨味を共に楽しめる。日本だと皮付きの豚肉をあまり用いないので、これは印象深い。

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麺は思ったよりも細麺で、つるつると丸いところは日本で頂くものと同様。スープに関しては非常にシンプルな味わいなので、むしろ具の方に強い個性を感じた。

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ブンボーフエの食べ比べをしようと考える方は、こちらを起点に巡るときっと面白いのではないだろうか?

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著者 : yuya

手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。

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