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2017.1.17 16:14
タイ王室リゾート「ホアヒン」 前編

タイのリゾート「ホアヒン」でプミポン国王の足跡を辿る

この著者の記事 タイリゾート タイ王室 ロイヤルプロジェクト
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フップクラポン・ラーニングセンター  著者撮影

タイ国民から「父」として長く敬愛されたプミポン国王が崩御され、ワチラロンコン皇太子が新国王として即位。世界最長の在位期間70年を誇った偉大な国王の時代が終わり、タイは今、歴史的な時を送っている。

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学校の教師などを含め、公務員は一周忌となる2017年10月まで服喪期間となり、黒い服を身につけることになっており、街中でも一般の人も含め黒い服を着た人々の姿を今も目にすることができる。当初、噂されたような政治混乱などはなく、国民一人ひとりが心から祈りを捧げ、静かに悲しみを分かち合っているという印象だ。

 

プミポン国王が生涯をかけて取り組んだ「ロイヤルプロジェクト」

フップクラポン・ラーニングセンター  著者撮影

プミポン国王は、なぜこれほどまでタイの人々からの尊敬を集めたのか。その理由の象徴ともいえるのが「ロイヤルプロジェクト」。タイの国民、特に地方の貧しい人々の生活を救うために立ち上げられたもので、国王陛下が開発計画を立案され、政府とともに実施されてきた。1950年代から始まり、プミポン国王が生涯をかけて取り組まれたプロジェクトだった。

農業、医療、教育などさまざまな分野での開発を計画し、地方に名産品を作ることで国民の暮らしを安定させる。しかも、そのプロジェクトは国王が実際に国中を歩き回り、私財によって行われていた。ロイヤルプロジェクトによってつくられた商品は各地にあるショップで手軽に購入することができ、タイの人々にとっては身近なものとなっている。

 

王室の保養地・ホアヒンで、ロイヤルプロジェクトを知る

フップクラポン・ラーニングセンター  著者撮影

バンコクから南西に約200キロ、プラチュアッブキリカン県のホアヒンは古くから王室御用達のリゾート地として発展してきた。プミポン国王も晩年を過ごされたこの「王室のリゾート」の近隣エリアには、プミポン国王がロイヤルプロジェクトとして行った業績が多く残されている。

フップクラポン・ラーニングセンター  著者撮影

ホアヒンのあるプラチュアップキリカン県に隣接するペッチャブリー県には、気軽に立ち寄ることのできる王室プロジェクト関連施設がある。「フップクラポン・ラーニングセンター(Hoob Krapong Learning Centre)」と、「チャンフアマン・ロイヤルプロジェクト(Chang Hua Man Royal Project)」だ。

フップクラポン・ラーニングセンター  著者撮影

フッククラポン・ラーニングセンターではトンパーンという植物から帽子を作る産業、チャンフアマン・ロイヤルプロジェクトではプミポン国王が私費を投じて購入された土地でのさつまいも栽培など、実際にロイヤルプロジェクトによって生まれた産業に触れることができる。帽子作りの見学などもでき、もちろんそこで作られたものを購入することも可能だ。

フップクラポン・ラーニングセンター  著者撮影

チャンフアマン・ロイヤルプロジェクトには、プミポン国王が訪れる際に滞在されていた住居なども残っており、プミポン国王が実際に足を運ばれて行われたプロジェクトであることを実感することができる。君主が自らの足で国中を歩き、国民生活の改善に尽くされたという例は世界的にも珍しいものだろう。

チャンフアマン・ロイヤルプロジェクト  著者撮影

チャンフアマン・ロイヤルプロジェクト  著者撮影

 
のどかで美しいビーチだけでなく、歴代国王の美しい離宮やタイ最古のゴルフコースなどタイの歴史を感じることができるホアヒン。この機会に、「王室のリゾート」ホアヒンの観光と合わせて、タイの歴史に残る名君プミポン・アドゥンヤデート国王の業績を肌で感じてみるのもいいだろう。

 
——————
フップクラポン・ラーニングセンター(Hoob Krapong Learning Centre)
・住所:Moo 8, Tambon Kao-yai, Cha-Am District, Phetchaburi 76120 Thailand
・電話: (+66)3247 1543 / (+66) 3247 1100
・時間:8:30~16:30(日休)

チャンフアマン・ロイヤルプロジェクト(Chang Hua Man Royal Project)
・住所:5 Ban Nong Kho Kai village, Khao Krapook, Tha Yang, Petchaburi, 76130, Thailand.
・電話:(+66)3247 2701
・時間:8:30~16:30(日休)

 
>>後編「バンコク近郊リゾート『ホアヒン』を旅しよう」

 
(text : 本多 辰成 )

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