タイ
カルチャー
女子旅のテーマのひとつにいかが?

ニューオープンも続々!バンコクでアート巡りを楽しもう

駅に直結していてアクセス抜群のBangkok Art and Culture Center。タイアートの今が分かる  著者撮影

旅先では、美術館巡りを楽しみにしているという方も多いのでは? バンコクにもたくさんの美術館やアートギャラリーがあって、タイに遊びに行く時の楽しみのひとつです。今回はそんな中からニューオープンしたものを中心に、バンコクのアートスポットをご紹介します。

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アート系学生、デザイナーのたまり場が移転!
TCDC Bangkok(Thailand Creative & Design Center Bangkok)

1階のギャラリーではタイの文化とデザインをテーマにした展覧会が行われていた  著者撮影

著者撮影

これまで、BTSプロンポン駅直結の商業施設「エンポリアム」にあった「TCDC」が、2016年末に閉鎖され、今年5月、中華街近くの旧中央郵便局内に移転オープンしました。これまでのコンセプトを引き継ぎながらスペースを拡大しており、1階にギャラリー、2階から4階が会員制の資料室、図書館、5階にカフェが設けられています。

さまざまな素材が展示されている  著者撮影

施設内は勉強や仕事をしている人が多い  著者撮影

「TCDC」は、シェアオフィスと図書館を合わせたような役割も果たしていて、会員になると、施設内で勉強したり資料をみたりすることができます。デザイン関連の資料や3Dプリンターなど、施設が充実していて、学生やデザイン系の人たち、外国人のノマドワーカーのたまり場的な存在。旅行者も、1日の使用料を支払うことで入館が可能です。

アクセスが不便になったのが残念ですが、まわりはタイらしいのどかな雰囲気も感じられるエリア。中華街やチャオプラヤー川周辺の観光ついでに寄ってみてはいかがでしょうか? ギャラリーもさることながら、ファッショナブルなタイ人を見るのも楽しいですよ。

 
TCDC Bangkok 
・住所:1160 Charoenkrung Road, Bangrak
・時間:月~日 9:30~17:30
・電話:(+66) 2 105 7400
・入館料:100B/1日、1,200B/1年、※学生、タイ政府関係者、シニア600B/1年
・HP:https://ck.tcdc.or.th/en
※外国人は受付でパスポートの提示が必要

 

建物も魅力的なバンコク都の図書館
Bangkok City Library

古い建物をリノベーションしたバンコク都の図書館  著者撮影

タイには公共の図書館はほとんどなく、大学などに併設されている程度で、利用するのは学生や研究者などのインテリ層がほとんどです。そんな中、“学びの都市(City of Learning)計画”を推進するバンコク都が2017年4月7日、王宮周辺にバンコク都の図書館をオープンさせました。

著者撮影

雰囲気のある館内は、ゆったりとした時間をすごすのにもぴったり  著者撮影

絵本や写真集を見ているだけでも楽しい  著者撮影

館内には、本にまつわる作品展示コーナーもある  著者撮影

バンコク市民のために造ったものですが、外国人も利用可能です。写真集や英語の本、雑誌などもあるので、タイ文字が読めなくても大丈夫。旅、王室関連、バンコクの歴史など、テーマごとに分かれているので、タイのことについて調べたり、じっくりと写真集を眺めたりすることができます。建物自体もとても魅力的なので、本をパラパラ眺めながら、のんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 
Bangkok City Library
・住所:39 Ratchadamnoen Klang Rd, Khwaeng Talat Yot, Khet Phra Nakhon, Bangkok
・時間:月~土 8:00~21:00、日9:00~20:00
・電話:(+66) 2 282 0680
・入館料:無料
・HP:http://www.bangkokcitylibrary.com/
※外国人は受付でパスポートの提示が必要

 

迷ったらまずはココへ。タイの最先端アートが集結
BACC(Bangkok Art and Culture Center)

バンコクの中心部、BTSナショナル・スタジアム駅に直結している「BACC」は、タイの現代美術を集めた美術館。サイアムディスカバリーやMBKもすぐそばなので、ショッピングを楽しんだ後に気軽に立ち寄ることができます。

螺旋構造になった廊下を歩きながら作品鑑賞ができる  著者撮影

タイの商業施設では空間をいかした螺旋状の建築方法をよく目にするのですが、ここもそう。くるくると螺旋状になった壁にも作品が展示されていて、歩いて鑑賞するのにぴったりだな!と思いました。

昨年お亡くなりになったプミポン前国王の展覧会が開かれていた  著者撮影

著者撮影

アイスクリームショップやカフェ、アートショップなども多数  著者撮影

館内にはいくつもの展示フロアがあり、テーマに合わせた企画展が開催されています。館内にはカフェやショップも充実しているので、休憩スポットとしても便利ですよ。

 
BACC(Bangkok Art and Culture Center)
・住所:939 Rama 1 Road, Wangmai, Pathumwan, Bangkok
・時間:月~日 10:00~21:00
・電話:(+66)2 214 6630 ~ 8
・入館料:無料
・HP:http://www.bacc.or.th/

 
美術館に行く際に注意したいのが、身分証明書の提示。ホテルの貴重品ボックスにすべて預けて出てしまった!という失敗をしがちなので、パスポートの持参をお忘れなく。

 

(text & photo : 美濃羽佐智子)

 
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