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カルチャー
熱帯写真家フォトエッセイ

バンコクの街角に見かける日本文化の一端

JP-01街中にある屋外広告にドラえもん   著者撮影

バンコクを歩いていると日本語を見かけたり、テレビやラジオで日本ネタを観たり聴いたりする機会が多い。タイ人が話してるのを聞いていると『ジープン(日本)』という単語をよく聞く。ショッピングモールに行けば必ず日本食レストランがある。車に至っては大衆車はほとんどが日本車。それほどまでに日本が好きな国民らしい。

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アニメも『一休さん』、『ドラえもん』『コナン』等はかなりの人々が知っている。ドラマにしても日本をテーマにしたものも多い。YouTubeには日本のアニメのタイ語吹き替えが非公式にアップされていたりする。テレビドラマにしても日本を舞台にしたものも多いが、なぜかヤクザが出てくるストーリーが多い。

街で見かける広告やお店に並ぶ商品のパッケージにも日本語を入れるのが、『イケてる』的な風潮があるのか、日本人から見たらちょっと吹き出してしまうようなものもある。某日系企業の商品パッケージにも日本語が記載されている商品があった。しかし、ちょっと訂正が必要なのには笑ってしまった。

日本語にしても『ありがとう』、『おいしい』、『かわいい』、『キレイ』などは多くのタイ人は知っている。日本語の『凄い』は既にタイ語化されタイ語でも発音は若干違えど『スゴイ』という。お刺身にしても昔は『プラー・ディップ(生の肴)』と言っていたが、今では『サシミ』と呼ぶようになってきた。タイ語の単語でも日本語をそのまま使うようになってきている。

JP-02日本でナンバーワンの洗顔フォーム「専科」だそう  著者撮影

JP-03ラベルに「まのぶ」とある。何かの間違いだろうか?   著者撮影

JP-04イケてるつもりだろうけど意味不明   著者撮影

JP-05長音の書き方が横書きのままになっている   著者撮影

 
(text & photo : 中島貴義)

 

熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」
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