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世界でたったひとつのMY香水を作ろう「Erb Bespoke Fleurfume Bar」

著者撮影

タイのナチュラル系スパブランドの代表格「Erb(アーブ)」は、日本にも進出している勢いのあるブランドだ。

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ブランドの創設は2000年。今でこそタイ国内でナチュラル系プロダクトは珍しくないが、15年程前から研究を重ねている実力派。今やタイ国際航空、タイの高級ホテルなどで使われていて、タイを代表するスパブランドといっていいだろう。日本人のファンも確実に増えているErbから、バンコク初となるオリジナル香水が誕生した。

 

Erb Bespoke Fleurfume Bar

DSCF3124著者撮影

「Erb Bespoke Fleurfume Bar」と呼ばれるオリジナル香水。Erbで作られるスキンケア商品は花由来のものが多く、研究していく中で独自の香水が作れるのではないか、と思ったのが誕生のきっかけ。社内の研修を経て調香師となった専門のスタッフが、一人一人に合った香りを導き出してくれる。香りはベースの13種類+季節ごとに随時変わるトッピングが約20種。これらの香りの中から3-5種を調合して、自分に合ったオリジナルの香水を作り上げていく。

豊富な香りの中から自分好みの香りを調合

DSCF3131著者撮影

最初に5つのキャラクター(①フローラル ②バニラや焼き菓子 ③フルーツ ④フレッシュ ⑤ユニセックス)から自分がもっとも当てはまると思うものを決める。すると調香師が、キャラクターとその人の持つ雰囲気を瞬時につかみ、その場で3種の香りを提案してくれる。香りは左から順に、ベース、そしてトッピングと続くため、左から右に流れるように嗅いでみる。そうすることで鼻で香りがきれいに混ざり合うのだ。ここからは調香師と詰めの作業。3番目のトッピングを少しさっぱり目にしたいと言うと、トッピングからbasilが調合され、後味が一気にフレッシュな感じになる。ジャスミン好きの私。香りの強いジャスミンは、ほんの少し配合すると他の匂いともきれいに交わるということで、最後にほんの少しだけ入れて貰い、調合終了。

 

香りの種類が豊富なので、始めにキャラクターを決めてしまわないとなかなか決められなくなってしまうのが悩ましい。香りはベース、トッピング共に独自のブレンドをしているため、嗅いでみてあっと驚くものが多い。例えばタイのものでオススメの香りを尋ねた際に真っ先に紹介されたのが「バラ」。タイのバラを独自の製法で限りなくナチュラルに抽出。バラ特有の濃い花の香りはほとんどせず、優しく甘い香りに癒される。他にも、「百合」は花の香りというよりは、自然なグリーンの香りが爽やか。「Neroli Bliss」という名の柑橘系の香りは、女王の名前に由来。その昔王妃が手袋にこの香りの香水を忍ばせていたんだとか。全ての香水にはエッセンシャルオイルが配合されているので、肌にも優しく出来ている。

 

オリジナルラベルには好きな言葉を選んでプリント

DSCF3142著者撮影

お気に入りの香りが決まったら、今度はボトルを選んで。50mlの香水は、3種類の形の瓶(2,900B=約9,830円)、本革のカバー(3,490B=約11,830円)と選ぶことができ、そのラベルにはオリジナルの言葉をプリントしてくれる。旅でインスパイアされた言葉でもいいし、よりオリジナル感を出したいなら自分の名前を入れることも可能。オリジナルな自分へのお土産に、この上ない演出を加える事ができる。

 

DSCF3135著者撮影

現在、オリジナル香水を作ることができるのは、BTSチットロム駅から徒歩5分の場所にある「Erb Bliss Room(Gaysorn Village店)」、BTSサパンタクシン駅からタクシーで10分ほどの距離にある「Erb Spa(Warehouse30店)」の2店舗のみ。
ゲイソンショッピングセンター(Gayson Village)の2階に位置する「Erb Bliss Room(Gaysorn Village店)」が市街からだと一番アクセスが良いのでオススメ。

 

人間の5感の中で最も原始的で直接的と言われる「嗅覚」。周りの人にあなたオリジナルの香りを印象付けてみてはいかが。
※上記の日本円表記は、2018年10月現在の為替レートに準じます。

 
初回投稿日:2015年2月27日
情報更新日:2018年10月23日(店舗情報更新 by編集部)

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