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乙女心をくすぐる華やかな世界へ!シンガポール「プラナカン博物館」

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©Singapore Tourism Board

15世紀後半からマレー半島に移り住んだ主に中国人男性が現地の女性と結婚し、その地に暮らし続け、独自の文化を育んできたプラナカン。

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Peranakan Museum(プラナカン博物館)」では、中国とマレー文化、更にヨーロッパの西洋文化が融合した、独特の文化をわかりやすく展示。世界中の女性ファンを魅了する、華やかなパステルカラーの陶器やビーズの刺繍は必見。

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©Singapore Tourism Board

 

プラナカン文化とは

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©Singapore Tourism Board
 
「プラナカン」の言葉には、インドネシア語やマレー語で「子孫」という意味が含まれる。父は中国人、母はマレー人の混血としてシンガポールやマラッカ、ペナンに根付き、独自の文化を発展させてきたプラナカン・チャイニーズ。

彼らの独特な文化の中でも他に類を見ないイベントが「結婚式」だ。結婚が決まると、自身の使うスリッパなどの日用品をビーズであつらえた女性たち。12日間にも及ぶ結婚式にまつわる多様なグッズはミュージアム3階に展示。

その他、シンガポール航空の制服にも取り入れられている彼女たちのファッション「サロン・ケバヤ」も美しい。繊細で細かくデザインされた刺繍は必見。

 

女性が中心となって育んできた文化

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©Singapore Tourism Board
 
14歳頃から花嫁修業のために外出を控え、ビーズ刺繍や料理を勉強したプラナカンの女性たち。この女性たちを「ニョニャ」と呼ぶ。彼女たちはその閉じられた世界で「ニョニャ料理」や「ニョニャ文化」を育んだ。パステルカラーを基調とする陶器のかわいらしいデザインは、現代でも世界中の女性たちを虜にしている。

これらのプラナカンデザインのグッズは、一階に併設されるショップ「True Blue Shoppe」でも購入可。ティースプーンや食器の他、プラナカンのデザインが施された携帯ケースなども人気。営業時間等は公式HPを参照。

 

Peranakan Museum(プラナカン博物館)
・住所:39 Armenian Street Singapore 179941
・営業時間:10:00~19:00(無休)※金曜のみ10:00~21:00
・電話:(+65) 6332 7591
・入場料金:大人S$6、60歳以上S$3
 ※シンガポール独立50周年を記念し、2015年8月7日~10日は入場無料。
・アクセス方法:シティホール駅、ブラスバサ駅から徒歩5分

 
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