インドネシア
観光

【東京】人間&アニマルの合体アート

ROH

 

美味しい料理を食べたり、美しい景色に癒されたり…旅の目的は人それぞれだが、できることなら異国のアートシーンも楽しみたい。その国の歴史や文化を学んだり、その土地独特の美のセンスを感じるのには現地の美術館やギャラリーに足を運ぶのも一つの手だ。

本文を読む


 

3月7日(金)から3日間にわたり東京・国際フォーラムにて開催された大規模のアートイベント「アートフェア東京」では、日本国内のギャラリーとともに海外のギャラリーも加わり、約100軒のギャラリーが出展。その特別セクション「DISCOVER ASIA」では、アジアの現代美術の最前線を扱うギャラリーが集い、フィリピンのマニラやインドネシアのジャカルタなど、いま美術界で注目されている地域のギャラリーも出展していた。

 

その中でも目を引いたのは、ジャカルタの現代アート・ギャラリー「ROH Projects」より出展されていた水彩画の数々。現代アート・ギャラリーが多く集まるインドネシア・ジョグジャカルタに拠点を置き、同国はもちろん世界のアートシーンで活躍するアグス・スワゲの作品だ。その名を広めたセルフ・ポートレイトシリーズを始め、ドローイングやインスタレーション、ペインティングなど多彩な方法で、生と死のサイクルや人間と動物の関係などを表現してきた彼。今回展示された水彩画では、動物や伝統的なモチーフの頭とモダンなファッションに身を包んだ人体を合体させるなど斬新な構成で、来場者たちの目を引いていた。

 

ますます気になるインドネシアの現代アートシーン。旅行で訪れた際には、のんびりギャラリー巡りの時間も計画に組み込んでみたいところ。

 
なお、都内ではほかにもインドネシア絵画展覧会「A Journey to Two Worlds」が3月15日(土)から20日(木)まで、日本アセアンセンターにて開催される。こちらでもまた同国の自然や人々、生活を表現した絵画の数々がお目見え。インドネシアの空気感を、まずはアートから感じてみるのもいいかもしれない。

「A Journey to Two Worlds」

日時:2014年3月15日(土)~20日(木)9:30~17:30

※最終日は14:00まで

場所:日本アセアンセンター(東京・御成門)

入場無料

詳細:http://www.asean.or.jp/ja/tourism-info/20140304/

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます

RECOMMEND COLUMN
連載コラム

RECOMMEND
COLUMN
連載コラム